セバスチャン・サルガド

神の眼を持つ男の物語

 先日、と~~っても久しぶりに映画を見てきました。ちょっとマニアックな映画が多い、シネマディクトにて
 監督は「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」などを撮った、ヴィム・ヴェンダース。ドキュメンタリー映画はあまり見ないのですが、妹に勧められて。平和な毎日で麻痺しているけど、世の中ではいろんなことが起きているのですね

 一番最初の写真から、度肝を抜かれる圧倒的な光景で、くぎ付けになってしまいました。「南米の金鉱の作業風景」と言って私たちの頭に浮かぶ画像の100倍くらいの規模を想像してもらえるとよいかもしれません。どれもこれも現実とは思えないような、「まじかよ~~!」と思うような写真でした。



 長い間、報道カメラマンとして活動していたそうで、社会性の強い作品が多かったです。難民の人達の救いのない日々の写真なんて、本当に、見ているだけでも苦しくなってしまいますが目をそらせないような力がありました。。こんな風に言うと不謹慎に思われるかもしれませんが、現実に勝る強烈な物語はないな、と。良くも悪くも現実の世界には逃げ場がなく、ここで完結するしかない、という緊迫感というか厳しさがあるんだな、と思いました。

 そんな現実世界の人々の写真を撮り続けたセバスチャン・サルガドは、とても穏やかな顔のおじさまでした大変ハードで長い撮影の旅を続けていたそうですが、そんな苦労の跡はあまり感じられない、優しそうなお顔と語り口。人が好きで、人を撮り続けてきた彼だからこそたどり着いた境地なのでしょうね。全身からにじみ出る感情を、白と黒で鮮やかに描いていく。人々の生きた証を、彼は愛をこめて記録しているのですね。

 のちに自然を撮るようになる彼ですが、やはり一枚の写真のインパクトは変わらず、神の眼を持つ、と言われる所以なのでしょう。

 もっと早くに写真に興味を持っていれば、世界は違って見えたのかな。

 美しさとは何だろう。

 グルグル考えながら、答えにたどり着かないまま、家に着いてしまいました。
 18日まで、ということなので、もう一回、見に行っちゃおうかな~。。

 

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ラナ・クラクラ

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