それぞれのよさ

若さと老い

 今年もはや3週間が過ぎました。私は、誕生日を迎えてめでたくまた一つ年をとりました。生を受けた喜ばしい日であり、親に感謝する日だと思います ではありますが、冥土の旅の一里塚とは言いませんが、自分の持つ年齢という数字に確実にプラス1が刻まれる日でもあります 法的には二十歳で大人ですが、二十歳のころに大人になったんだな、という自覚を持ったことはありませんでした。想像していた「大人」の年齢はとっくに超えてしまいましたが、改めて、大人の魅力とはどんなものなのか、そして若さの魅力とはどんなものなのかと。

 「若さ」の魅力は何といってもそのプリプリ感 フレッシュ感。勢いでしょうか。知らないことがたくさんあって不安なはずなのに、なんだかやけに堂々としていたような気がします。新鮮に驚き、喜び、悲しみ、悩み、怒り、笑い、一生懸命生きていたように思います。その時は全力とは思っていなかったかもしれないけど、勉強に部活に家のことなどそれなりに忙しいし、いつも小さな目標を意識していました 今にして思えば、余裕をもって暮らすことなんてできなかったと思います。今の時間のなさとはまた別の忙しさ。

 「好奇心を失うことが老いである」と誰かが言っていましたが、大人になってからの忙しさは、好奇心を奪い去るような無情さがあるような気がします 生活とか、責任とか、そういう重さのある忙しさだからなのかな。また、一つの生命体として、成長期を終えたことの実感として、カウントダウンを感じ始めているということなのか。と考えるならば、「無限に広がる可能性を持っている」ということが若さの魅力の真髄といえるのかもしれません。

 では、老いるとは。自分が大人になったな、と感じるときはいろいろあります。高校生や大学生がとても幼く見えるようになったこと。笑って許せることが増えたこと、笑いのツボ、泣きのツボがすっかり変わったこと、などなど。あげるといろいろ出てきますが、特筆すべきは、いろんなものを味わえるようになったことです 食べ物でも物事でも。昔は「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」と思っていましたが、今は、そうとは限らない、と感じています。正面きって見えるものの後ろに見え隠れする何かを想像するようになった気がします。だから物事に割と余裕をもって向き合えるようになったのではないかと。昔苦手だった食べ物が食べられるようになる、というのもそういう仕組みなんじゃないでしょうか。実際のところそれは老いではなく成長の続きといえるかもしれません。

 「老い」でイメージするのはやはり「衰え」でしょうか。人によるとは思いますが、昔と明らかに違うことは増えてきます。体力、身体機能の衰え、そして気持ちの衰え。めんどくさい。やる気が出ない。涙もろい、もしくは無感動。若いころの感覚とはちょっと違う悲哀を帯びています。加えて、思い出せない。覚えられない。となってくると、本当に切なくなってしまいますよね

 確かに「衰え」と考えた時に無視できないものはありますが、それと反比例するように、感じる力が変わってきていると思います。つまり、若いころは感じる力が未熟なので、はちゃめちゃをしたり、刺激を求めたりして充足感を得ていましたが、今はもっと些細な事でもじんわり感じ入ることが増えました。例えるなら、若いころに感じるお米 のうまさと、今感じるお米のうまさは別物であると。経験や知識などにより、「うまさ」の意味合いが違っているのではないかと思います。

 と考えると、老いの魅力とは「深み」といえるのかもしれません。言葉にしてしまうと少しチープな感じですが、これによって、人生はもっと面白く、もっともっと愛おしいものになっていくような気がします。欲や執着が感謝や愛に変わっていくことで、幸せに老いることができるのではないでしょうか。日々是精進。今年も感謝と感動を大切に暮らしたいですね


 

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No title

いろいろありがとうございます。
いつもclaclaさんには
新鮮なお言葉を
承るとともに
共感を感じるところがあります。

お父上の食への取り組みの
素晴らしさを含め
ぜひ受け継いでくださいませ。


Re: No title

akoさん、わかってもらえてうれしいです!
今年もいろいろとよろしくお願いいたします(^^)

食の取り組みも、今年も頑張りますよ~~♪
プロフィール

ラナ・クラクラ

Author:ラナ・クラクラ
 木の香り漂う「隠れ家」アロマセラピートリートメントルームです。より元気になるアロマセラピーを目指して日々精進しております。ぜひ一度遊びに来てくださいね!詳細は下の、「お店ご案内」の項目をご覧下さい。

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